車検に不合格になった。

ユーザー車検の場合で、不適合箇所があったとしても、検査当日であれば、特に申請の必要はなく、2回まで無料で再検査を受けることができます。しかし検査当日の再検査で、3回目以降は追加で再度検査手数料を支払わなければなりません。

☆車検不合格時の対処法
①操作ミスが原因で不合格になった場合
サイドスリップ検査の時に誤ってハンドル操作をしてしまったなどの、調整や修理の必要がない運転手の操作ミスが原因であった場合には、再度検査ラインに並んで、不合格になった検査だけ受けて、合格すればよいです。再検査のときは、指示にしたがって、よく注意をして操作をしましょう。
②車自体に不具合箇所がある場合
ヘッドライトの光軸がずれていた、車のブレーキランプが切れていたなど、車自体の不具合で不適合となった場合には、その箇所の修理や調整をしなければなりません。自分でできない場合は、検査場のすぐ近くに予備車検場がたくさんあるので、そこで整備してもらうことができます。 ブレーキランプ程度などであれば、近くのカー用品店へ行って自分で取り付ければよいです。 不適合箇所を改善できたら、再度運輸支局に出向き再検査を受けます。

車検不適合の実例

・車内
→座席上部のヘッドレストを取付けするようになっている車に関しては全ての席でヘッドレストが付いていることが必要です。かっこいいからという理由で、時々ヘッドレストを外している車をみかけますが、その状態では車検に合格しません。
・フロントガラス・ドアガラス
→車検、12検等の指定されたステッカー以外貼付はだめです。フロントガラスの上部やナビのTVアンテナ等も注意が必要な時があります。また、透過率70%以下のフィルム等の貼付はだめです。透過率70%に満たないものは、夜のバックが危険であったり、街灯がないと全然見えません。
・灯火類
・各ランプ類は光が漏れないようにヒビ、欠けなどのないこと、ナンバー灯(白)、バックランプ(白)スモールとブレーキランプ(赤)ウィンカー(オレンジ)でそれぞれ光ること。
この灯火類の違反が一番多い印象を受けますが、どうでしょうか。